2005年7月16日
群馬県碓氷郡松井田町横川
今回も車山を訪れた次の日、碓氷峠の麓、峠の釜飯で有名な
あの横川を訪れました!今年の9月30日で廃止から8年を迎える
旧信越本線横川〜軽井沢間今回は2004年に続き久々に
アプトの道(めがね橋までの遊歩道)も歩いてきました。
横川駅を出てしばらくするとこちらの旧丸山変電所の建物が見えてきます
こちらはアプト式電化路線で運転をされていた時代に、
横川にあった火力発電所で作られた電気を変電しレール横の第三軌条
へと供給をしていた施設で重要文化財に指定されています。
またこの近くにはアプト時代に暴走した車両を
強制停止させるキャッチサイディングという施設もありました。
これは列車が暴走してきた際に本線からいったん退避線にいれ
超急勾配(200‰)で減速させとめるという施設です。
手前奥に遺構あり
その目の前には廃止後7年目に運転を開始した文化むらの
トロッコ列車の駅があります。
丸山からしばらくすると新線あとは終わりアプト時代の線路跡
アプトの道を進むことになります。この写真はトロッコでは使われていない、
上り線の今の姿です。廃線を如実に物語っており少しさびしい気分になりました。
アプトの道を登り終えたどり着いた信越本線(粘着式)下り本線跡
7年を過ぎ、レールは錆びてしまったものの今にも
あさまが登ってきそうです。中央のトンネルは碓氷第2トンネル
軽井沢方の出口です。
こちらは碓氷第3トンネル下り本線入り口です
その下はこのトンネルの詳細の書かれたプレートです。
こちらは下り線の上記廃線跡から見た
めがね橋です。
今度はめがね橋の橋脚です、レンガ積みで非常に
重厚なつくりです。
この橋を含む碓氷峠の鉄道の遺構は
ほとんどが文化財指定を受けています。
今度はめがね橋から見た新線の橋梁です。
以下は文化村に向かって下りながら撮影したものです。
ここからはぶんかむらの模様です
まずは動態保存機として保存されている
峠のシェルパEF63方電気機関車25号機です。
続いては、静態保存機EF63−1号機の運転台です。
引き続きましてはオハネ12−29寝台客車の
寝台です、ちなみに三段式です。
こちらはL特急あさまに使用されあさま37号として
最後に峠を越えた車両の車内です。
そしてそのクハ189−506です。
続いて横川駅と峠の釜飯おぎのや本店です。
今回は暑かったものの、峠の復活、8年を迎える
碓氷峠で有意義な時間をすごすことができました。
アプトの道のトンネルの中は非常に涼しくまた景色もなかなかです
皆様もぜひ峠を訪れてみてください!
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